読めばラクになる!赤ちゃんが寝なくてイライラする気持ちをおさえる方法
赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんからメッセージです。
おむつも替えた、授乳もしておなかもいっぱいなはずなのに寝てくれない……。まとまって睡眠をとれずに毎日を過ごしていれば、イライラしてしまうのも仕方のないことです。とはいえ、できるだけイライラしないで過ごしたいですよね。そんなときに少しラクになれる思考法をお伝えします。
イライラしている原因を突き止める
イライラの原因も人それぞれです。
ただひたすら寝たいのに寝られないことにイライラしてしまう人もいれば、赤ちゃんに当たってしまっている自分が嫌でイライラしてしまう人もいます。
まずは、イライラしてしまっているとき、自分が何にイライラしているのかを考えてみてください。
認知と行動は選択できる
心理学の考え方のひとつに、「自然に発生する感情や身体反応をコントロールするのは難しいが、認知と行動については選択できる」というものがあります。つまり、イライラしてしまうのをコントロールすることは難しいのですが、その後の認知と行動は自分自身で選ぶことができるというものです。
例えば、イライラしてしまったあと、イライラした感情をそのままに赤ちゃんのお世話や家事をすることもできますが、なぜ今イライラしたのかを思い返して、「最近の寝不足が原因かな?」「大好きなスイーツを今日は食べてないからかも!」など、異なる考えを見つけることもできます。
行動もまた、そのままイライラして物にあたることもできれば、物にあたるのをストップするということもできるわけです。
気持ちを少しラクにするために
緊張をやわらげるために呼吸法はおすすめです。イライラしてしまったら、以前お伝えした記事【イライラしてしまったときに!心を落ち着かせる「呼吸法」】を参考に、まず呼吸法を試してみてください。自身で考える余裕があれば、対処できる方法を考えてみましょう。
例えば、じっくり1日寝たいのであれば、産後ケアセンターや一時保育の利用、ご両親に赤ちゃんのお世話を頼むことができないかなど、現在まだおこなっていないことを検討してみましょう。