子育て情報『保育士直伝!園で実践している、子どもの自己肯定感がぐんぐん育つ遊び3選』

2021年7月7日 08:30

保育士直伝!園で実践している、子どもの自己肯定感がぐんぐん育つ遊び3選

集中して遊ぶことで、「自分でできた!」という自信を育みます。

想像力を育てるあそび「おままごと」

おままごとは「誰かになりきってする遊び」です。誰かになりきるごっこあそびは、高度なあそびです。お料理するおままごとのおもちゃを用意することももちろんいいのですが、さらに子どもの想像力を育むためにも、こんなおままごと遊びはいかがでしょうか?

■チェーンリングでお料理
チェーンリングを3~4cmの長さにつなぎ合わせて、食べ物に見立てます。うどんになったり、ジュースになったり、ケーキになったり……。子どもの想像次第でいろいろな食べ物になります。

■バンダナでごっこ遊び
バンダナはいろいろな遊びにつながります。広げて人形を包んだら布団。
体に引っ付けたらおんぶひもに変身。おもちゃを包めばかばん。広げて後ろの襟に差し込めばヒーローに変身します。

自然あそび「小石集め・生き物とのふれあい」

子どもにとって自然の中は発見がいっぱい! 季節ごとに姿を変えていく自然のなかで、感受性を育てていきましょう。

■小石や木の実・葉っぱ集め
散歩中に小石を見つけたら、その都度拾って手に握りしめて……。なんてことを子どもは繰り返します。小石に限らず、落ち葉や木の実のこともあるでしょう。子どもにとって集めた小石たちは宝物です。
お皿や瓶に入れて、子どものドキドキワクワクをさらに盛り上げてあげましょう。

■身近な生き物との触れ合い
道にはアリ、土にはダンゴムシやミミズなど、身近な場所にも生き物はいます。自分や家族とは違う生き物の存在は魅力的なものです。生き物と触れ合うとき、子どもはその動きをよく観察し、ソーッと触ろうとします。相手の動きに自分を合わせていることがわかりますね。生き物の動きをよく見ていないと、捕まえることも難しいのです。

今回は、保育所で実際にしている2歳児の遊びを3種類紹介しました。どの遊びも、正しい遊び方があるわけではありません。
ママも子どもと楽しみながら、子どもの世界にどっぷり付き合ってみましょう。 

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。

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