妊婦さんの理想の朝食とは!?朝が弱い妊婦さんはどうすればいい?
パンケーキには小麦、卵、牛乳が使用されているため、野菜と果物を組み合わせましょう。サラダを作る際は温野菜サラダがおすすめです。加熱によってかさが減るため、一度にたっぷりの野菜を食べることができます。彩り豊かな温野菜サラダに、ブルーベリーとスライスしたバナナを添えれば、見た目も華やか。パンケーキは市販の粉を使えば手軽にできますが、米粉を使って自家製のものを作ってもいいですね。
朝が弱い妊婦さんにおすすめの対処法
朝食をしっかり食べたいとは思っていても、朝は眠いし食欲もない……。そんな妊婦さんも多いことでしょう。朝が弱い妊婦さんは、ぜひ次の2つの対処法を実践してみましょう。
●習慣作りが大切! まずは2品から
そもそも朝食を摂る習慣がない、という人の場合、いきなり栄養満点な朝食を摂るのは大変です。まずは2品からスタートして、朝食の習慣作りを始めましょう。
<朝が苦手な人におすすめのスタート食品>
・パンと果物
・おにぎりとゆで卵
ポイントは、できるだけ主食を取り入れることです。たとえば、主食(ご飯・パン・麺など)と果物、あるいはタンパク質(卵や大豆製品)といった具合に。まずは自分にとって食べやすいものから始めて、少しずつ品数を増やしていきましょう。
●朝食づくりのポイント
・便利な調理器具を使う
・前夜に準備する
・冷凍ご飯の活用
・常備菜を取り入れる
・市販の便利な食品も利用する
忙しい朝は、できるだけ手間がかからず、すぐに食べられる食品を取り入れて、時短しましょう。洗い物が少なくて済むことなども、ポイントです。
まとめ
朝ごはんはおなかの赤ちゃんを育むために、そして妊婦さん自身が元気でいるために、大切な食事です。
朝が苦手な人も、市販品を上手に活用して、少しでも多くの栄養を摂る工夫をしましょう。少しずつ朝食の改善や、習慣作りに取り組み、栄養バランスのいい朝食を摂れるようになるといいですね。
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監修者:医師 おおたレディースクリニック院長 太田 篤之 先生
順天堂大学卒後、派遣病院勤務を経て、平成22年より順天堂静岡病院周産期センター准教授就任。退職後、平成24年8月より祖父の代から続いている「おおたレディースクリニック」院長に就任し現在に至る。