2014年5月27日 10:00|ウーマンエキサイト

妊娠・出産で変化する親子関係



自分でも心が弱くなっていると感じると思います。考えることが普段の数倍ある時期なのに、妊娠・出産に伴うホルモンの変化で涙もろくなったり、体調の変化の波も乗りこなさなくてはいけない日々は、無我夢中だと思います。

妊娠・出産の時期とは本当に不思議です。自分が誰かに乗っ取られたような気分になることもあります。でもだからこそ自分をもう一度見つめ直す良い機会になるように思うのです。

親子関係の根底には親子共に「愛し愛されたい」という欲求があります。それは義理の親子でも同じで、「好かれたい好きになりたい」からお互いに悩みイライラするのです。

愛する夫を産んだ、彼にそっくりな両親。
自分とは違うやり方で夫を愛する義両親。彼らにどう思われているか不安を感じながらも新しい家族を作らなくてはならない重圧を感じた時、筆者は昔、実母に言われた言葉を思い出すことにしています。

「子育ては、産んだ本人だけが一度だけ通れる道。私はあなたを育てた時に充分楽しませてもらったわ。だから次はあなたの番。周りがどうこう言っても自分が考えて育てたいように育てれば良いのよ。もっと楽しんで。」

義理の両親に何を言われても気にするな、と聞こえるかもしれませんがそれだけではなく、妊娠・出産期は「私達は新しい家族を作ろうとしている」と自覚し、本当の望みや関わり合い方を見つめ、学び直すことで改めて実の親からも、社会からも、医者からも、先輩や友人からも、そして自分の中の先入観からも自由になれるチャンスなのかもしれませんね。

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