産後クライシスを避けるためには? 夫との関係を見直す「家族育て」の方法


「今は夫を寝かせておいてあげたい」「帰ってきても疲れているだろうから…」など気を遣って、ひとりで頑張り過ぎてしまいママも相当疲れています。こんな時は爆発してしまう前に「これならパパにお願いできそう」と思える『やって欲しい行動リスト』を作ってみましょう。

例えば『洗濯をしてほしい』という項目があった場合、
1、洗濯機のボタンを押す
2、干す
3、取り込む
という細かい行動を書きだしたリストにして渡します。

私の友達の話ですが、パパに「洗濯しておいて」と頼んで子どもを連れて出かけた日に雨が降り、「パパに頼んでおいたから大丈夫ね」と帰宅してみたら洗濯物がベランダでずぶ濡れになっていたそうです。パパに聞くと「取り込んでとまで言われなかったから思いつかなかったよ」と言われたという話もあります。

そのため、リストに1つ1つ書くことが最初は面倒でも、お互いの行動を確認するためにも大切なステップになります。頼んだことの全てができなくてもパパはママの仕事量を見て「こんなに忙しかったのか」と知ることもでき、一緒に改善案を練ることもできますよね。これまで1人で頑張って来たママは良い意味で人に甘える、倒れる前に人に頼ることを学ぶことができるでしょう。


そして一日のミッションが終わったあとにはお互いに「ありがとう!」と伝え、励まし合い、「今日もおつかれさま!」と時々発泡水で乾杯したりして家族のチーム力を高められると良いですね。『子育ては自分育て』とよく言いますが、『家族育て』でもあるのですから。
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