昔は、1歳を過ぎるとほとんどの子がオムツを外れてることも少なくありませんでした。これは、布オムツが主流であったし、兄弟も多かったのでお母様も必至だったと思います。
特におじいちゃん・おばあちゃんたちには、その印象があるので「1歳過ぎた夏からオムツ外しをはじめて2歳までに完了させた方がよい」と思っていることが多く、2歳過ぎてもオムツを履いていると「オムツまだ外れないの?」「早く外れるように布オムツにしたら?」と言ってママたちを迷わせてしまっているようです。
最近では、「トイレトレーニング」と呼び、2歳過ぎてからや3歳前後など幼稚園に入る前に! ということが珍しくありません。変に親が焦ってしまうと、失敗に対し寛大でいられなくなりイライラ。お子様もストレスになってかえって逆効果! 今は、進める課程も目的も変化していますのでぜひチェックしてみてください。
■目的は、「オムツが外れること」ではなく「排泄を自分でできるようになる!」トイレトレーニングの目的は、単にオムツを外しパンツにするということではなく、「トイレに行く→パンツの上げ下ろしをする→おしっこする・トイレを流す・パンツを履く」ということです。ですから、実際1歳代に始めてもトイレトレーニング完了となるまでには1年以上かかる場合も多くあります。