■イヤイヤ期は自我の目覚め、成長に必要なぜイヤイヤ期は存在するのでしょうか? それは、今まで受動的だった子供が、「自我」を確立し、周囲の大人に対して「僕は(私は)ひとりの人間なんだよ! 選択権を持っているんだよ!」とアピールしだす時期ともいえるでしょう。
自分という個を主張→欲求に対して抑圧を受ける→怒りを生じる、ということを繰り返すことで、自分の気持ちや行動をコントロールするスキルを学ぶ大切な時期でもあります。
■イヤイヤ期の対応・接し方
イヤイヤ期の時、ママは「お子さんが自分で選択することを認める」というヘルプをしてあげることが一番です。そして、お子さんの感情が爆発してしまった時には、ママはできるだけイライラを抑えながら、「●●したかったのね」「ママがこうしちゃったから嫌だったね」などと考えられる理由を挙げて、お子さんの気持ちを代弁してあげましょう。
その上でどうしても欲求に応えられないことに対しては、「でも●●したら危ないよ」などとさとすゆとりが大切です。ただやみくもに抑制したり、怒ったりしてしまうとお子さんは「自分で選択することはいけないことだ」と思ってしまい、近い将来、伝えたいことをママに言えなくなったり、ママに反抗することで興味を引こうとする、という行動を取りがちになったりしてしまいます。
ママも人間だからつい目の前のことに困ったり、イライラしたりしてしまいますが、そこは一呼吸おいて、「どんな子に育ってほしい?」と自問自答。ぐっとこらえて子どもに寄り添ってみてくださいね。
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