上の子と下の子が仲良くなるために親ができること


絶対に避けたいのは、ケンカが起きると頭ごなしに上の子を叱ること。ただでさえ上の子は下の子に譲らなくては、と我慢しているものです。ケンカは日頃のストレスをガス抜きする意味もあります。ここでも我慢を強いてしまうと、上の子のストレス発散の場がなくなってしまいますので、多少は大目に見てあげましょう。

おもちゃの取り合いをした場合も、上の子には「お兄ちゃんだから貸してあげなさい」ではなく「横取りされていやだったよね。でもたたかないで順番に使おうって言おうか」と、下の子には「お兄ちゃんばかりずるいって言い方だとお兄ちゃんもいやな気持ちになるよ。僕も使いたいから次貸して、って言ったらどうかな」など「大きいから、小さいから」ではない言い方をしましょう。

3.下の子が生まれる、または生まれた時
上の子は、下の子が生まれると、そのお世話でお母さん(や、お父さん)をとられたような気持ちになりがちです。
上の子の気持ちからすると、「好きでお兄ちゃん、お姉ちゃんになったんじゃない!」というのが本音かもしれません。

下の子が生まれた時、上の子は少なからず我慢をしています。明らかに意地悪をする場合もあれば、ぐっと言葉を飲み込んでいる場合もあります。もし、お父さん、お母さん自身にも小さい頃、同じように下の子が生まれて複雑な想いをしたことがあったら、その時のエピソードを話してあげるとよいかもしれません。

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