赤ちゃんを母乳で育てるとママも痩せるよ! という経産婦さんの言葉をよく耳にしますよね。母乳育児には、産後のダイエット効果はもちろん、赤ちゃんの免疫力アップ、産後のママの手間の軽減や経済的にも嬉しいことがいっぱいです。
今回は妊娠中からできる、母乳育児のために気をつけておいたほうがよいポイントを、食生活面を中心にお伝えします。
■母乳育児のための食生活・和食中心の食生活
臨月はとくに外食の機会が増えるプレママが多いですが、赤ちゃんが飲みやすいサラサラの母乳にするためには、外食の時でも和食を中心とした野菜たっぷりのメニューを心がけましょう。肉よりも魚、パンよりも白米を多めに食べること、などがコツです。おやつも、洋菓子より和菓子のほうが母乳にはよいといわれています。
母乳中には、出血を止めるために必要な栄養素であるビタミンKの含有量が少ないといわれており、ごくまれにですが乳児ビタミンK欠乏性出血症という病気を引きおこすこともあります。そのため、妊娠中から普段の食事に納豆などのビタミンKが取れる食品を一品プラスしておくとよいかもしれません。