乳幼児、揺さぶられっ子症候群とその対策は?

乳幼児の「揺さぶられっ子症候群」をご存じでしょうか? 赤ちゃんが強く揺さぶられることにより、脳と頭蓋骨をつなぐ血管が傷つき、出血することで起こる症状の総称です。

特に身体が未成熟な新生児から生後6ヵ月までの子供がなりやすいといわれています。泣き止まない赤ちゃんをあやすため強く揺すった時に起きるケースが多いようです。脳が損傷すると、運動機能の障害や発達障害などが残ったり、最悪の場合、死に至ったりすることもあるので注意が必要です。

今回は、そんな乳幼児の揺さぶられっ子症候群にさせないために注意すべきことをご紹介します。
乳幼児、揺さぶられっ子症候群とその対策は?

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■赤ちゃんをあやす時も、揺さぶられっ子症候群になる?揺さぶられっ子症候群は「2秒間に5~6回揺さぶる」「10秒間の間に激しく5回ゆする」など、赤ちゃんを激しくゆすった場合に起き、あやす時に適度に揺らす分には生じにくいといわれています。

ゆすってあやす行為といえば、赤ちゃんを持ち上げたり下ろしたりする「高い高い」が思い浮かぶ方も多いでしょう。「高い高い」などでも、普通にあやす程度の衝撃では、基本的に問題はないでしょう。
ただし、あまりにも大きく高低差をつけて「高い高い」をした場合、揺さぶられっ子症候群になってしまったというケースが確認されていますので、注意が必要です。

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