■1歳6ヵ月~の遊び<1歳6カ月の頃の特長>
・個性が育つ
・生まれ持った気質と環境により、性格がかたまってくる
・個人差があるが、言葉を発するようになる
・歩くことがだいぶ上手になり、でこぼこ道や坂道、階段など歩きにくいところにチャレンジしたくなる
・「何かをつまむ」など、細かい手の動きもできるようになる
・絵を描く・積み木で形を作るなど、その場にない物を記憶から引き出し、イメージして形作る遊びができるようになる
<1歳6ヵ月頃からの子どもと遊び例>
個性がはっきり出てくる時期なので、それぞれの個性を大切にしつつ、ダイナミックな動きを取り入れて、楽しさや嬉しさをたくさん引き出してあげるようにしましょう。
(1)飛行機ブーン
子どもの体を飛行機に見立て、腹ばいになった子どもの上半身とひざのあたりを支えるように抱きかかえます。そして、「飛行機出発しま~す! どこへ行きますか?」といった言葉のやり取りをしながら、「ブーン」と左右に大きく動かしてあげましょう。ママでは体力的に大変なことが多いので、パパにやってもらうとよいでしょう。
(2)積み木を積む→壊す→積む
だんだん手先が器用になり、細かいものも指先でつまむことができるようになってくるので、積み木遊びはおすすめです。いろいろな形の積み木を組み合わせて積んでいくことは脳の活性化にも繋がりますし、さらに積んだ積み木をダイナミックにガラガラ倒すこともやってみるとよいでしょう。
形あるものが壊れることを体感できるとともに、一気に崩れ落ちるさまを見ると、子どもは大喜びするはずです。
今回は1歳児のおすすめの遊びをご紹介しました。
子どもの成長を促す遊びを通じて、親子のコミュニケーションをたくさん育んでくださいね。