子供がエキサイト スカイプ英会話を3ヵ月体験、その成果は??? 6歳の男の子の場合 (3):最終回
子供の英語教育として最近、流行している「スカイプ英会話」。パソコンやiPadなどがあれば、自宅にいながらオンラインでネイティブから英語を学べる、新しい英会話レッスンのかたちです。これまで2回にわたり、6歳の男の子、Iくんが受講したレポートの連載を行ってきました(第1回:
初めて使った様子/ 第2回:
1ヵ月後の様子)。
今回が連載の最終回となるIくん。9月から気づけば10回以上レッスンに臨んでいました。そもそもIくんが英会話教室に通うのではなく、あえてスカイプ英会話を選んだ理由は次の3つだったそうです。
1.レッスン時間が自由に選べる
2.どこからでもレッスンができる(帰省中でもOK!)
3.レッスン代が比較的安く済む
最終回のテーマは、「3ヵ月間で子どもにどんな変化があったの?」。今回はIくんのママが感じた子どもの変化の様子と、Iくん自身にも聞いた率直な感想をレポートしてもらいます!
■3ヵ月のオンライン英会話レッスンで得た、子供の英語力の伸びって?まず、始めてから1ヵ月程度で、息子の成長を感じた2大ポイントがありました。
1つ目のポイントは、答えがわからない時、先生に向かって「I don’t know」と臆せず、流暢に言うようになったこと。これは、スカイプ英会話を始めて1ヵ月も経たない、レッスン3~4回目の頃からです。
実は息子はもともと、内気な性格。初回のレッスンの時は「わからない」ということを伝えることすらモジモジしていました。
このままでは、息子に何の収穫もないままレッスンがムダになってしまう。どうしたら立ち向かえるだろうか…と、親の私が心配する一方で、外国人独特のノリのよさ、テンションの高さを持ち合わせていた先生は、息子のモジモジにも一切戸惑うことなく、「ベリーグーッド!」「よくできましたー!」と、とにかく楽しい空気作りを徹底してくれました。
こうした先生の雰囲気作りのおかげで、息子も3回目のレッスン時には打ち解けて、先生に向かって「I don’t know」と、自分の考えをはっきりと伝えられるようになったのでした。
一瞬でも緊張した空気が流れると、子どもは臆病になってしまいがちですが、実際に会うよりもPC画面を介していることで、かえっていい具合に一線があり、嫌な緊張感が生じなかったのかなという気もしています。
いずれにせよ、外国人相手に子どもが1人でコミュニケーションをとり始めたことは、母にとっては大変嬉しい変化のひとつです。子どもが「英語で自然に話そうとしたこと」、これこそが何より大きな1歩だと気づいた瞬間でした。