地域によってこんなに違う! お食い初めの儀式のあれこれ
■事前に地域のお食い初めのやり方を確認しておこうさきほど紹介した歯固めの儀は、「歯固め石を用意し、お食い初めの膳に入れて、石に触れたお箸を赤ちゃんの口につける」という地域もあれば、石ではなく蛸(たこ)だったり、碁石だったりする地域もあります。そのため、やはり事前の情報収集は必要です。
地域によって多種多様なお食い初めの方法があるので、先輩ママに相談したり、姑にやり方を聞いたりしてみましょう。
用意する料理も基本は一汁三菜ですが、「この料理は絶対に必要」というところもあります。専用の仕出しを注文してもよいですし、手作りでお祝いしてもよいので、家族で相談をしてお食い初めに必要なものを揃えてくださいね。
■お食い初めはお祝いする気持ちが大切! 簡易的なやり方でもOK! 「お食い初めはしたいけど、全部を準備するのはちょっと無理かも…」というママも安心してください。お食い初めの意味を理解する気持ちと、赤ちゃんをお祝いする思いさえあれば、正式なお食い初めのやり方でなくても大丈夫です。
たとえば、焼き魚は鯛を選ぶのが一般的ですが、尾頭付きの魚なら何でもいいといわれています。
鯛の入手が難しければ、その時の旬の魚や焼きやすい魚を選んでもよいかもしれません。
ひとまず、正式なお食い初めの儀式の仕方を知って、そこから自分なりのやり方を考えてみるのもひとつの手。家庭に合った方法で、赤ちゃんをお祝いしてあげましょう。
赤ちゃんが一生食べ物に困らないように願いを込めてお食い初めを行い、家族みんなで素敵な日を過ごしてくださいね!