赤ちゃんにもニキビができる!? 乳児湿疹について知っておきたいこと
■乳児湿疹ができる原因は? 乳児湿疹ができる原因はさまざまですが、毛穴が発達していないため毛穴に汚れが詰まりやすく、新生児とはいえニキビ状の湿疹ができてしまう、というケースが多いようです。
ただ、この場合は赤ちゃんが成長することで毛穴の詰まりも解消され、きれいなお肌になっていくので、心配はいらないでしょう。
そのほか、寝具の汚れが顔につき、それが肌の負担になって乳児湿疹が発症するケースや、沐浴時に石鹸カスや汚れをしっかりと落とせていないことが原因で湿疹が出てしまうケースもあります。
■乳児湿疹の対策方法は? 乳児湿疹の対策方法として大切なのは、常に赤ちゃんの肌の清潔を保つことです。お風呂に毎日入れるのはもちろん、洗い残し、すすぎ残しのないように気をつけること、寝具やミトンは小まめに洗濯をしておくことを心がけましょう。
そして、清潔にしたら必ず保湿を。大人でも肌が乾燥してニキビができることがあるように、新生児にも湿疹ができる場合があります。沐浴後の保湿は徹底しておきたいですね。
加えて、爪を短く切っておくことも忘れてはいけません。手を顔の周りに持っていった時、爪で肌をひっかいて、そこから菌が入り感染してしまうというケースもあります。
抵抗力のない赤ちゃんは、傷が化膿するだけでも大変なことになってしまうので、フリーエッジ(爪の先端の、指先からはみ出した部分)が伸びてきたら、すぐにカットしてあげましょう。
なお、ケアや対策をしても、乳児湿疹が治らなかったり、悪化したり、また湿疹の範囲がだんだん広がってきたという場合は、すみやかに皮膚科や小児科を受診してくださいね。