■子どものおやつには一体、何をあげるのがベスト!? 子どものおやつには、できるだけ手作りのものをあげることをおススメします。補食という位置づけで考えると、間違いなくおススメなのが「おにぎり」。お米は、適度な糖度(甘味)やエネルギーが取れて、満足度も高いメニューです。
しかし、多くのママは、「いくら子どものためでも、毎日おやつを手作りするのはしんど~い!」と思うはず。私もそうです。そんな時には、やはり市販のお菓子の出番です。では、どんなものを選んだらよいでしょう?
子どもの味覚を育てる食材選びでもふれましたが、なるべく食品添加物が入っているものは避けたほうがベターです。子どものおやつによく入っている代表的な添加物と、その特徴をご紹介します。
・膨張剤
クッキーやビスケットによく入っています。小麦粉をよりふわっと、からっと揚げるためのものです。
・乳化剤
クッキーやビスケット、パンによく入っています。水と油を混ぜ合わせやすくする、界面活性剤の役割や消泡の目的で使われています。この乳化剤は、何種類もの添加物の集合体であることがポイント。子どもが好きなアイスにもたくさん使われています。
・調味料(アミノ酸等)
日本人が好きなみそ・しょうゆをベースに作られた人工のうま味。カップラーメンやスナック菓子によく使われています。
以上、3つの添加物がなるべく入っていないおやつを選ぶことから始めてみましょう。また、もうひとつ注意しておきたいのが「砂糖不使用」という表示。もしそのお菓子が甘いお菓子だとしたら、砂糖を使わず何で甘さを出しているか?というところも、ぜひチェックしてみてください。
今の子どもの年齢なら、どんなものを食べてよい? と考えるよりも、「なるべく余計なものが入っていないおやつを食べさせよう!」と考えると、子どもにあげるべきものが見えてくるでしょう。
ちなみに我が子は塩分、添加物の入っていない野菜チップスやドライフルーツなどをよく食べていましたよ。
おいしい国際理解:子どもと作る3か国簡単レシピと食文化ガイド