親が子育てで「野望」や「不安」以外に持てるものって何!?(ママが楽になる母親コーチング特集2)


親が子育てに「野望」や「不安」を持つのは悪いことなのか?

大人の野望と不安。たしかに私が子どもにいろいろと言いたくなる根っこには、その二つの感情があると思う。

「でも、子どもに、こうあって欲しいという野望を持つことや、これでいいのだろうか? という気持ちは、人間として当然の感情なのだと思います」と、あべさん。

そういった感情が備わっていなければ、人類はとっくに滅亡しているか、まったく進化していなかったはず。いわば「野望」と「不安」は、人間が生体としての存続するための本能なのだ。けれども、過度の野望や不安だけの心持ちになってしまうと、それはコーチングという方向とは少しズレてしまう。


究極のところ、相槌を打っていればいい

「ふん、」「へえー!」「おお!」「すごいね」。「そうなんだー!」「さすが」「みごと!」などなど。究極のところ、親はちょっと心を子どもに向けて、耳を開いて、あとは相槌を打っているだけでいいのかもしれません。『自分の話を最初から最後まで聞いてもらいたい=自分がここにいることを誰かに認めてもらいたい』。人が生きていて欲していることって、結局、そういうことなんじゃないでしょうか?」と、あべさん。

日々の子育てで、いっぱいいっぱいなのは仕方ない。でも、ちょっと自分の心の中を整理して、余白(余裕)をつくる。その余裕で、子どもに相槌を打つ。
そんな気持ちになれたらコーチングのスタート地点につけたのかもしれない。

では、コーチングを使って、子どもと接してみようと思ったのなら、どのようにしていけばよいのだろう? 次回はコーチングの最初のステップに入ります。

コーチングについて、興味を持った人には

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