子ども部屋をつくる余裕がない! それなら、スペースを利用して
2歳頃になると、子どもは「自分だけのもの」、「自分だけの場所」などにこだわりを持ち始めます。そろそろ子どもの部屋をつくってあげないと、と思うこともあるはず。ただ、住宅事情で、子どもにまるまる1部屋与えるのは難しいという家庭も少なくないでしょう。
そこで今回は、1部屋丸ごと使わなくても子どもが満足できる、子どもだけの場所づくりのポイントを紹介していきましょう。
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子どもだけのスペースがあるメリット
子どもだけのスペースをつくることは、子どもにとって安心感を得ることに繋がります。「自分だけの場所」が心の拠りどころになり、落ち着いて過ごすことができるのです。
ママやパパも子どもの頃、自分だけの秘密基地をつくったことがあるのでは? その場所にいると、どこか安心したり、気持ちが楽になったりした経験のある人も多いでしょう。それは、いつの時代も同じこと。
ママに叱られた時や、お友達とケンカした時、自分だけの場所に行くことで、子どもの心は落ち着くのです。ですから、子どものためにも、子ども専用スペースをつくってあげましょう。
部屋の一角を使って、子ども専用コーナーをつくってあげよう
1部屋まるまる使わなくても、部屋の一角をつかってコーナーをつくれば、それでOK。たとえば、みんなが集まるリビングの片隅にプレイマットを敷いて周りにぬいぐるみやクッションなどを置いてみたり、女の子ならおままごとセットなどを置いて、うまくコーナーをつくってあげてみたりするとよいかもしれません。
大切なのは、何かしらの「仕切り」を作ること。ただプレイマットを敷くだけでは、1つの空間に遊ぶ場所があるだけになってしまって、子どもだけの空間とはいえません。
大き目のダンボールを使用したり、ママたちが使うソファーの後ろ側にコーナーをつくったり、ちょっとした仕切りをつけて「自分だけの場所」と思わせるコーナーをつくってあげましょう。