「これ食べていい?」「遊んでいい?」親に確認してからじゃないと物事に取り組めないのはなぜ?
「ママ、これ食べていい?」「これで遊んでいい?」「もう片付けてもいい?」などと、子どものほうから1つ1つ親に確認してくるということに思い当たる節はありませんか?
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よその子を見ていると、子ども自身で考え、自分のやりたいことを決めているように見えるけれど、うちの子は必ず親の許可を得てからでないと動かない。なぜだろうと疑問を抱いているママもいるはずです。
親の許可を求めるかどうかには、子どもの個性や性格が関係していることもありますが、実はほかにも理由が隠れている可能性があるのです。
ママが先に言葉をかけていない?
まずは、これまでの子どもとの関わり方を思い出してみてください。子どもが遊ぼうとしている時に「これで遊んだら?」と言ったり、今日のおやつは何にしようかなと迷っている時に「このおやつにしたら?」と言ったり、子どもが決断するよりも先にママが声をかけ、決断を促した覚えはありませんか?
子どもよりも先にママが言葉をかける状況が続いてしまうと、子どもは自分で考えて物事を進めていく力を失ってしまいます。
ママが指示を出してくれることが当たり前だと思ってしまい、自分で物事を決めることができず、必ずママに尋ねてから行動に移すようになるのです。
子どもの行動を温かく見守ってあげて
子どもに、自分で考え、決断する力をつけさせたいと考えるなら、まずは子どもの気持ちを尊重し、ママは温かく見守ってあげることから始めましょう。
子どもが何かをしようとしている時も、いつものように声かけで誘導するのではなく、あえて言葉をかけずにいることが大切です。