おもちゃの片付けや食事の食べ方…、習い事に変わる「子どもの生活習慣」の正し方
よくお母さまたちから「どんな習い事をすればよいか」という質問をされます。実はこれ、子どもの年齢によっては正直困ってしまう質問だったりします。
ワーキングマザーを母親に持つ子どもは、愛着を何よりも求めています。そのため、土日は習い事を入れるのではなく、その時間めいっぱい一緒に遊んでほしいと思うからです。しかし一方で、お母さんたちも数十分・数時間、自分の時間を求めているのだろうなと感じます。子ども・お母さん、それぞれの視点に立つと真逆の答えが出てしまいます。
そこで今回は、親子の時間を作りながら生活習慣を正すことが、習い事に変わるほどのメリットがあるということをお伝えしたいと思います。
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そもそも生活習慣ってなんだろう
育児をはじめてから、よく「生活習慣」という単語を耳にしませんか? ざっくばらんに「生活習慣を大切に!」なんて言われても、少し曖昧で実際に何をどうするのかが提示されていません。
では、具体的に生活習慣は何かというと、下記の項目があげられます。
・起床、睡眠時間(俗に言われる「生活のリズム」)
・洋服の着脱
・排泄リズム
・食事(食べ方、食べる量、食事にかかる時間など)
・整理整頓(おもちゃのお片づけ、洋服のお片づけ)
この生活習慣を身につけることで、習い事に負けないほど子どもの能力が伸びることを皆さんに知っていただきたいのです。