海水浴は危険がいっぱい! 危険な場所、生物と対策法

夏と言えば海水浴! 夏休みに子どもと一緒に海水浴に行く家庭も多いでしょう。海水浴に対する楽しみや期待は膨らむ一方ですが、安全に海水浴をするにはどうすればいいのかも考えておきたいところ。

そこで、海水浴場での危険な場所や危険な生物などをまとめました。海水浴に行く前に再度確認しておきましょう。

目次

・海辺の危険な生き物
・海辺の危険な場所は?


海水浴は危険がいっぱい! 危険な場所、生物と対策法

© inusuke - Fotolia.com


海辺の危険な生き物

海水浴や磯遊びの際に気をつけておきたい生き物を、いくつかピックアップしてみました。

※生き物名のリンクをクリックすると、Googleの画像検索結果ページが開きます。苦手な方はご注意ください。


・ヒトデ
星型のヒトデではなく、体全体にトゲのある「オニヒトデ」は、そのトゲに猛毒が含まれています。
刺されると死に至るケースもあるので十分な注意が必要でしょう。沖縄などの温かい地域に旅行に行く際は気をつけて!

・ガンガゼ
磯に生息する「ガンガゼ」は、ウニの1種でトゲには毒があります。刺されるとトゲが折れて体内に残るのも特徴。ガンガゼは繁殖しやすく大量に発生する生き物なので、見つけたらすぐに遠い場所に離れましょう。

・クラゲ
全国的にみられるのが「アカクラゲ」です。強い毒を持っているクラゲで、刺されるとしびれや腫れなどが見られます。アカクラゲは死骸にも毒が残っている可能性があるので、浜辺に流されているのを見つけても、触らないようにしてください。

また、「カツオノエボシ」という青いクラゲは、刺されると体中に電気が走るような感覚になります。
通称デンキクラゲと言われているほど危険な生物です。

・カニ
子どもが好きなカニにも、毒をもったものがいます。「ウモレオウギガニ」は毒ガニの中の毒ガニ! サンゴ礁や岩礁の浅い海に生息しているので、海辺で遊ぶ際には気を付けておきましょう。

毒を持つ生物に刺された時は、早く患部を温めることが大切。熱めのお湯に浸けることで痛みを緩和することができます。また、ウニなどのトゲが刺さっている場合は、真上方向に抜き、トゲが折れないように対処しましょう。

ただし、これらはあくまでも応急処置です。すみやかに医療機関を受診して、専門家に処置してもらうことが大切です。


海辺の危険な場所は?

海水浴で気をつけたいのは生き物だけではありません。泳ぐ場所、遊ぶ場所への配慮も必要です。

たとえば、人混みを避けようとして遊泳禁止のエリアに足を踏み込まないこと、岩場などの足場の悪い場所に立ち入らないことなどです。岩場には貝が張り付いていることも多々あり、貝で足を切ってしまうことも珍しくありません。また、バランスを崩して転倒や落下をする恐れもあるので、子どもと海水浴に行く時は、なるべく岩場に近づかないほうがよいでしょう。

できれば事前に下見をするのがベストですが、難しい場合はネットなどで遊泳できる場所や周辺の環境について調べておきましょう。
危険な生物、危険な場所には近づかないようにして、楽しい海水浴にしてください。

(ライター:RUREI)
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