収穫祭「ハロウィン」でお化けの仮装をする理由とは?
近年のハロウィン・トレンド
ハロウィンといえば、やっぱり気になるのはコスチューム。歴史的には、怖いお化けの仮装が主流でしたが、近年の子どもたちの仮装は、かわいさと流行重視。特に子ども向けの映画やTV番組の影響は大きく、2014年の人気コスチュームのトップは、映画「アナと雪の女王」と「ミュータント・タートルズ」のキャラクターだったそうです。
2015年は、定番のプリンセスやフェアリー、スーパーヒーローに加え、「ミニオンズ」「インサイド・ヘッド」のジョイ、「シンデレラ」、「アントマン」などが売れ筋のようです。
ところでこの時期、パンプキンのオレンジ色のデコレーションと並んで風物詩となっているのが、パンプキンパイのスパイスの香り。ジンジャー、ナツメグ、シナモン、オールスパイス、クローブの混ざった甘い香りです。
最近では、本家のパンプキンパイ以上にこのスパイスフレーバーの商品が数多く登場し、秋、そしてハロウィンムードを盛り上げます。例えば、紅茶、クッキー、チョコレートなどはもちろん、ポテトチップ、ベーグル、ガム、マシュマロ、ビールなど。
中でも、スターバックスのパンプキン・シナモン・ラテ(日本では「パンプキンパイラテ」として販売)のような、クリームとコーヒーのドリンクが最も売り上げをのばしているそうです。
また、食品以外にキャンドルやシャンプー、ボディクリームなどにも、パンプキンパイ・スパイスの香りが登場します。
日本でも、子どもたちがかわいい仮装を披露する集まりを開いたら、この、どこかアメリカンな秋の香りを用意してもいいですね。
(東リカ)