お風呂はホメニケーションのチャンス! 子どもを伸ばすほめ方とは
平日の夕方から子どもが寝るまでの時間って、本当にバタバタしますよね。夕食の準備や後片付け、お風呂や歯みがきの仕上げなど、やることがいっぱい。疲れていると、ついイライラしたり、ちょっとしたことで子どもを叱ったりしてしまいませんか? 私自身、本当によくやってしまって後で自己嫌悪に陥ることも多いのですが、そういうママって思っていた以上に多いみたいです。
子どもを叱りすぎているママは81%も!
先ごろ花王メリットでは、第一子が5~6歳の未就学児で、毎日の暮らしが忙しいと感じているママ600名を対象に意識調査を実施しました。それによると、忙しいママの81%が「子どもを叱りすぎている」と回答。ママたちが理想とする「ほめる/叱る」のバランスは「ほめる:叱る=7:3」なのですが、現実は「ほめる:叱る=4:6」で、叱る割合のほうがやや高いという結果に。やっぱり理想と現実には差がありますね。
よくほめたり、叱ったりするのはどんなとき?
ママたちは、どんなときにほめたり、叱ったりしているのでしょうか。「ほめる/叱る」が多い場/少ない場を調査したところ、以下のような結果となりました。
「ほめる」ことが多いのは、就寝前と支度や着替えのシーン。逆に「叱る」ことが多いのも、着替えや食事のシーンでした。これは思い当たる人も多いのでは? 一方、「ほめる/叱る」が少ない場は、共通してお風呂! こちらはちょっと意外かもしれません。
子どもの成長につれ、お風呂に入れる大変さは減り、親子で会話を楽しんだり、リラックスできるようになります。5~6歳児のママを対象にした今回の調査でも、71.2%のママが子どもとお風呂に入ることを楽しいと感じ、94%のママがお風呂の時間を親子の絆を深める貴重な時間だと感じていることがわかりました。
それにも関わらず、ほめたり叱ったりすることが少ないということは、いわば親子のコミュニケーションの穴場! お風呂タイムは子どもをほめながらコミュニケーションがとれる“ホメニケーション”の絶好の機会といえそうです。