子どもを留学させたい人必見、インターナショナルスクールの教育カリキュラムの違い
アメリカ式カリキュラムは、日本と同じ入学試験方式
第二次世界大戦後、日本はアメリカ教育制度をお手本に、日本の学校制度を作りました。そのため、アメリカ式カリキュラムでは日本同様、イギリスのような義務教育修了の証明書試験はありません。
高校入学時の試験は、日本の高校入試、ほぼ同じ。公立の学校を受験するにはSSAT(Secondary School Admission Test)を、私立の学校を受験するには、独立校入学テストISEE(Independent School Entrance Exam)と出願に必要なテストを受講しなければいけません。
大学入試も、日本とほぼ同じ。星の数ほど大学の数が多いと言われるアメリカでは、大学入試試験も、推薦入学、芸能入学など、さまざまなスタイルがあります。一般的な4年生大学では、高校の成績、大学進学適性試験であるSAT(Scholastic Assessment Test)、もしくはACT (The American College Testing Program)のテスト結果、推薦状、小論文の提出、外国人はこれにTOEFLの点数が必要とされます。
入学のためにテストを受けるアメリカ式カリキュラムと、勉強を終了した証明のために試験を受けるイギリス式カリキュラム。
将来どのエリアの大学に入学するかによって、通わせるインターナショナルスクールの選び方も変わるかもしれませんね。
(徳武加奈子)