コミックエッセイ おかっぱちゃんの子育て奮闘日記
「へその緒の行方」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.13
父は気付かずに、掃除機でへその緒を吸い込んだのである。
「うわ~ん、大事なへその緒が~」
なぜこのタイミングに掃除なんて…。
しかし、悪気のない父を怒れるはずもなく、私は自己管理の悪さも重なって、涙がボロリと出てきてしまった。
いつもなら頑固で絶対に謝ることのない父も、今回ばかりはかわいい孫のためなのか、申し訳なさそうな顔で「きっとあるよ。掃除機のパックをあさったら出てくるかもしれないぞ」と言う。
そこで、わたしは泣く泣く掃除機のパックの中を探すことにした。
悲しいことに、パックの中は糸くずやホコリ、髪の毛、時には虫までもが詰まったゴミの山。
しかし、諦める訳にはいかない!!! この中にへその緒が…!なんとしてでも……!
母は強し。息子のためになんのその。手づかみでゴミの中を探っていったが見つからない。15分くらいして、ようやく出て来た!
「あ! あった!!」
……と思ってよくよく見てみると、なんとそれはゴキブリの死骸だった。
「ギャーーーーーーーーーーーーー!」
こうして、息子のへその緒の行方は未だ分からず、
残ったものといえば、ゴキブリの死骸の感触だけだった。
(Boojil)
つづく
「次回は、いざゆかん!一ヶ月検診へ」をお届けします。
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