ホームスクーリングとは? 海外では既に当たり前の学び方
皆さんは、「ホームスクール」という言葉をご存じですか?
ホームスクールとは、学校に通わず家を拠点にして学習を行うこと。そう言うと日本では「不登校の生徒が家で学習をする」というイメージが強いですが、海外では広く普及している学習方法です。
今回は日本人にあまりなじみのない「ホームスクール」について、簡単にご紹介します。
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ホームスクーリングが盛んな国は?
現在、ホームスクーリングがもっとも盛んな国と言えば、アメリカです。アメリカではすべての州で、法律的にもホームスクーリングが認められています。ちなみに学習カリキュラムは、州によって異なるのだとか。
さらに、アメリカ国外に住んでいても、ホームスクーリングのカリキュラムを提供している学校経由で、オンラインでカリキュラムを受講することが可能。そのため、世界中のどこに住んでいても、カリキュラムを終了すればアメリカの学校卒業資格を習得できます。
イギリスのホームスクーリングは?
古くから「家庭教師が自宅で勉強を教える」という風習があるイギリスでは、ホームスクーリング(ホームエデュケーション)については、アメリカ以上に自由な制度が完備されています。
日本やアメリカのように、
ただ学校に通っているだけでは卒業資格がないイギリスでは、ホームスクーリングの国家カリキュラムは特に決められていません。親や家庭教師といった教える立場の人間がそれぞれ授業カリキュラムを作っても良いことになっています。もちろんインターネットなどで、すでにパッケージ化されたプログラムも探すことができます(無料のものも多いです)。
ただし、イギリスでは5歳から学習を始めることが義務づけられているので、ホームスクーリングを希望する生徒は「ホームスクールで学習する」という届けを提出する必要があります。