コミックエッセイ:栗生ゑゐこの赤ちゃんカルタ
「赤ちゃんが密かにしていること」 栗生ゑゐこの赤ちゃんカルタVol.12
こんにちは、師走の日暮れの早さについていけないイラストレーター栗生です。
そろそろ今年1年分の経理作業をやらねばならんのですが、まだ一文字も入力しておらず、加えて年末の〆切の早さと年明けの〆切の近さと部屋の寒さが相まって震えが止まりません。
そんな私のほっとステーションである赤子は最近、新生児のころ使用していたベビーバスに自ら出入りして遊ぶのがお気に入りのご様子。
出産からわずか1カ月ほどしか使わなかったベビーバスも、再び日の目を浴びることができてさぞ喜んでいることでしょう。
思い起こせば、ベビーバスでの初めての沐浴はとても肩がこる難しい作業でした。慣れたころには沐浴が終了しお風呂デビューとなっていたので、こちらの洗浄技術があと一歩及ばないもどかしさがあったものです。特に首や脇の下、足の付け根、手指の間などのムチムチお肉で隠れた箇所は汚れを落とすのが難しく、気がつけば赤くかぶれていたことも…。
ちなみに手のひらの汚れはお風呂で洗い落とすのは諦めて、入浴後にじっくり取り除いていたのですが、これ、何気に楽しいひとときでした。
手指に挟まっているほこりを「〇〇ちゃんの宝物」と呼んでいる人もいるそうなんですが、確かにこれをつまみ出す行為にはかなりのお宝発掘感があります。
それにしても、手のひらをずっと握っているのに、赤子はいつどこでこんなにほこりを仕込んでいるのか。謎は深まるばかりです。
3カ月くらいになると手を開くようになるので、この仕込まれたほこりも産まれたて限定のレアグッズということになるのでしょうか。
今日のかるた
「シワの中はワンダーランド」
国際バカロレア初等教育プログラム導入幼稚園。3つの特徴と3つの教育効果。