連載記事:子どもを不登校にさせないための工夫
多面的な物の見方を身につけるには(子どもを不登校にさせないための工夫 Vol.3)
多面的な捉え方を教えると、好き嫌いがなくなる!?
食べ物の場合に大事になってくるのは、親が子どものためにできるだけ料理を手作りすることです。そしてその中で、子どもに好き嫌いが多いからといって、子どもの好きなものばかり作らないことも重要です。
子どもが嫌いな食材があったとしても、いろんな料理法やメニューを試してみるのが大事なのです。そして、工夫次第で嫌いな物でもおいしく食べられるようになるのだということを、身をもって子どもに示すこともできます。
このやり方にはうれしいおまけもついてきます。それは、子どもの好き嫌いが結果的に減るという効果です。嫌いなものが減れば健康にもいい効果がありますし、食事の楽しみも増すので、子どもはその点でも幸せを感じることができます。
このように日常には些細な困難がたくさんあります。
それらに出くわした時に、「避ける」という対処法を採るのではなく、「解決する」という対処法を採るように(採れるように)、親がサポートしていく姿勢が重要なのではないでしょうか。
(子育ての達人)
国際バカロレア初等教育プログラム導入幼稚園。3つの特徴と3つの教育効果。