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子どもの機嫌が急に悪くなって、困ってしまったことはありませんか? 忙しい時や静かにしていてほしい時に機嫌を悪くされると、ママも疲れてしまいますよね。「いい加減にしなさい!」と叱ることもできるけれど、できれば声を荒げておさめたくない…。そこで、私が心がけている「子どもの機嫌をなおす魔法のことば」をシーン別に紹介しましょう。
(1)朝起きたら「むすっ…」
朝、なかなか起きないわが子に手を焼いていませんか? まだ眠そうで、何やら機嫌が悪そう。そんな時はゲームをしているように演出してみてはいかがでしょうか。
たとえば、布団の中にいる子どもに対して「どこに隠れているのかな~? ここかな~?」とかくれんぼの鬼を演じ始めます。子どもが布団やベッドからすでに見えていても同様です。
わが家の場合、声に気付いた息子は急に布団の中にもぐり始めます。
こうなるとほぼ成功です。少し待っていると息子の方から「ここだーっ!」とがばっと起きてきます。眠気を忘れ、ゲーム感覚で楽しく起きてくれるのでおすすめの方法です。
(2)友だちとケンカして「むすっ…」
少し前までは「○○に嫌なことされた」「ケンカした」と子どもが言っても、「そんなこと気にしないの!」と話を流していました。しかし、それでは子どもの気持ちは落ち込んだまま。
そこで、「○○くん(相手)、○○(わが子)のことが好きすぎて意地悪しちゃうのかもね」という風に相手の気持ちを考えた言葉がけをするようにしました。
「好きなのに、なぜ意地を悪するのか」という疑問を抱かせるかもしれませんが「好き」というポジティブなことばを用いることで、また同じようなことがあった時に「こいつ、俺のこと好きなのかな…」とちょっとでも前向きにとらえ、嫌な気持ちが和らげばいいなと思い、こうした言葉がけをするようにしています。