子どもがまっすぐ育つには理解者の存在が重要(前編)
年長の人に理解されていると、人は安心感と自信を持てるようになる
その「家族以外の誰か」は、友人や同僚、趣味仲間などどんな人でも構いませんが、できれば普段は自分とは少し距離があるような人物であるほうが、より頼もしく感じられるものです。
たとえば、会社で同僚だけに認められているよりも、先輩にあたる人や上司が認めてくれていたらどうでしょうか。また、学校時代の友人だけでなく先生が認めてくれていたらどうでしょうか。ママ友だけでなく、近所に住んでいる年上の奥さんでもいいかもしれません。こういった、自分よりも少し目上にあたるような、年長の人に理解されているという感覚により、人は安心感と自信を持つことができます。
こういった感覚は大人だけでなく子どもにも共通しているものです。自分の常に近くにいる親は当然として、家族以外の誰か年長者が子どものことを理解して認めてくれることが大事になってきます。
<後編に続く>
(子育ての達人)
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