コミックエッセイ:栗生ゑゐこの赤ちゃんカルタ
「赤ちゃんの積み木の使い方」 栗生ゑゐこの赤ちゃんカルタVol.18
こんにちは。遠方に住む友人が春に出産予定と聞いて、今からウキウキソワソワしている栗生です。友人数人と共同で出産祝いを贈ろうという話になっているのですが、もう高性能ブランドバギー(高価)でも電動ハイローチェア(高価)でも、何でも贈ってあげたい気分です。…と、自分が産むという緊張感がないからか、うれしさやおめでたさがMAXになってしまって妙にハイになっている自分がいます。あぁ、早く新生児の顔を拝みたいな~。
ところで、赤ちゃんの誕生祝いって、一体何が喜ばれるんでしょう。わが家でもいろいろなものをいただきましたが、もらってうれしいものとよく使うものって、実は違ったりするんですよね。
うちでずっと使っているのは、超軽量おむつポーチと赤ちゃんの成長に合わせて形態を変えられるメリー。逆にすぐ使わなくなってしまったのはバウンサー。低月齢の頃はよく使いましたが、今は自分で動き回りたいようで大人しく座っていてくれません。
ひとつ、もらってうれしかったものがあります。それは、さまざまな種類の木でできた無垢の積み木。匂いや手触りの違いが楽しく、おそらく高品質なおもちゃだと思うのですが、なにせ赤ちゃんが積み木を積むのはだいぶ先のこと。もらって1年はひたすら舐められしゃぶられ、その次は放り投げられ、大人が積もうものなら速攻でなぎ倒される、という具合です。
もしや、しゃぶっているときに木の味の違いを覚えたりしていたのだろうか? だとしたら味覚の発達に一役買っていると言えなくもない…のかもしれない…。
いろいろな意味で長く使えると言える積み木、友人の出産祝いに、ひとついいのを贈ってみようかしら。
今日のカルタ
「積み木は積みません」
(栗生ゑゐこ)