聴いて歌って表現して 音楽が子どもに与えるうれしい効果とは
歌うことで得られる効果
歌うときには自然と深呼吸する回数が増え、多くの酸素が体内に取り入れられます。それが緊張を和らげ、リラックスした状態をつくるのだそうです。また、歌は複式呼吸が基本。複式呼吸をマスターできれば、さらに良い効果があります。複式呼吸は自律神経とも密接な関係があり、心の安定と免疫力アップにもつながります。そのほか、歌詞を覚えようとする姿勢は、集中力や記憶力の向上にも一役買ってくれることでしょう。
リトミックが人気の理由
子どもの習いごととして人気の高い音楽。特に7歳までは、聴覚が急激に発達すると言われていて、ピアノなどの楽器を習わせると豊かな感受性が育まれるほか、脳の発達にも良いといわれています。ただし、好き嫌いがあるのは当然です。無理に習わせるのは逆効果となりますので気をつけましょう。
「楽器の習い事はハードルが高い」というママは、リトミックから始めてみては? 音楽に合わせて自由に体を動かせるリトミックは表現力や発想力も培われます。体を大きく動かすためよい全身運動にもなりますよ。人見知りが激しくて集団行動は苦手という子どもでも、楽しい雰囲気のなかで開放的になって、新しい交流が生まれそうです。
(EKKO <フォークラス>)
国際バカロレア初等教育プログラム導入幼稚園。3つの特徴と3つの教育効果。