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だんだん人間らしくなり、手足を動かす様子が見え始めるなど、「わが子の存在」を実感できるようになるでしょう。また、赤ちゃんの頭からおしりまでの長さを測定し、出産予定日を計算。さらに背骨や脳など体の器官がきちんと形成されているかを先生は診ています。
妊娠8週のエコー写真
心臓の動きが見えてきます
「ピクピク」と動く赤ちゃんの心臓の動き(心拍)をはっきり見ることができるでしょう。超音波ドプラーという機械で、「ドッドッ」という音に変換して聞かせてもらえる場合もあります。また頭は大きく丸く、胴体部分は細長くなり、区別がつくようになって、ますます人間らしい姿に見えるでしょう。
3Dは詳細に、小さな手と足、顔と胴体の区別がつき、赤ちゃんの様子がリアルに分かります。
妊娠9週のエコー写真
3頭身になり、体を動かす様子も
さらに体の輪かくがはっきりし、頭、胴体、手、足の区別がつくようになります。指まで見える場合もあり、タイミングがよければ、手や足をバタバタさせたり、体を伸ばしたり曲げたりする様子も見られ、愛しい気持ちがわき上がるでしょう。心臓や脳など人間の基本的な臓器の原型がほぼ出来上がる時期です。
この頃は手足をそろえて前に出す姿勢が多いので、まるで手をグーにしているよう。
妊娠10週のエコー写真
へその緒でママから栄養をもらいます
おなかから下に伸びている、白っぽい管のようなものは「へその緒」。まだ細いですが、だんだん太くなり、ここを通して、赤ちゃんに栄養が送られます。また脳が薄い頭蓋骨から透けて黒っぽく見えるのもこの時期。脳がきちんと形成されているかを先生は確認しています。
下向きに白い細い管が見える。これが「へその緒」。これからもっと太くなっていきます。
妊娠11週のエコー写真
細かなパーツができて、さらに人間らしく
この頃になると背骨がだんだんしっかりして、活発な動きが見える場合もあるでしょう。
先生は、手足が出てきているか、動きに問題ないかを確認しています。最初は薄く透き通って見えていた皮膚がだんだん透明でなくなり、目、鼻、耳、口、まぶたといったパーツもできてくる頃です。
手足だけでなく関節の位置まで分かる3D写真。胎盤も確認できます。
写真提供:東京マザーズクリニック
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