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貧血とは、血液の成分のうち、赤血球に含まれているヘモグロビンが不足する症状。妊娠すると、母体の体重が増加し、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まった状態になり、貧血のように見えるわけです。
血液が薄まるのは妊婦の生理的現象ですが、妊娠中期になると、身体はさらに血液量を増加させるため、鉄欠乏性貧血を発症する方も多いです。鉄欠乏性貧血になると、疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛といった症状があらわれます。発症した場合、鉄剤が処方されます。この時は、鉄分の吸収を阻害するタンニンの含まれる紅茶などの摂りすぎにも注意しましょう。
みんなどうだった? 妊娠中期の「貧血」の予防法、体験談
・貧血気味だったので、鉄分の入ったウエハースを食べていました。
(28歳)
・鉄分が足りなくて貧血を起こし、倒れたことかあるので、あさりや小魚をよく食べるように気をつけました。(32歳)
・ごまや魚類、乳製品を貧血防止とカルシウムを摂るために食べていました。(39歳)
・貧血に良いと言われたので、しじみとひじきを食べるように心がけました。(36歳)
・貧血なので、チーズ、ほうれんそうなどを気をつけて食べていました。(39歳)
・貧血予防のためにナッツ類をよく食べました。(32歳)
・貧血検査で引っ掛かった為、のり類を食べるようにしました。(25歳)
・バナナ、プルーンを便秘予防と貧血予防のために妊娠中は積極的にとるようにしていました。(40歳)
・バランスと健康を意識して野菜を食べるようにしていたのと、貧血気味だったので鉄分の多いものも意識して食べました。
(28歳)
・妊娠中期から軽い貧血になったため、ひじき、ほうれん草、あさり、小松菜、赤身の牛肉など鉄分の多い食品をとるよう心がけました。(28歳)
・血液検査の結果、貧血気味でした。レバーは食べられなかったので、ひじきとホウレン草を沢山食べました。(24歳)
・鉄分が不足して貧血気味だったので、ひじきを食べるようにしました。摂りすぎはいけないとのことだったので、ほどほどの量を心がけました。