脳がぐんぐん育つ! 子どもと真正面から向き合うコミュニケーション(前編)
習い事で親子のコミュニケーションの時間を減らしては本末転倒
さらに危惧すべきところは、まだまだ親子のコミュニケーションが必要な時期に、貴重な時間を習い事で消費してしまうということです。習い事を始めれば、そこにいる時間だけでなく、送り迎えにも時間をとられて、ゆったりとした親子のコミュニケーションの時間がかなり減ってしまうのは否めません。
では何も習わず、家で親子が一緒にいるだけでよいのかというと、それもちょっと違います。一緒にいても会話をせず、ただ教育メディアを見ているだけなら、子どもの脳にはコミュニケーションによる刺激は与えられません。家族そろっての食事時も、テレビをつけ、皆がそちらを向いて黙って食べているなら、それはコミュニケーションのある風景ではないのです。
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後編に続く>
(子育ての達人)
【私って、上の子可愛くない症候群!?】知っておきたい子どものこと Vol.13 | HugMug