「片付けないとおもちゃが家に帰れなくなる」5歳児の心に響いた言葉

片付け=お家に帰してあげること。子どもならではの、なんともピュアでかわいらしい発想

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子どものお片付けが、ママにとって大きな悩みの種であることは言うまでもありません。このサイトでもこれまで、子どもとお片付けをテーマに、いくつもの記事を公開してきました。

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今回は私の体験談から、子どもが自主的にお片付けするようになるかもしれない、声かけのヒントを紹介します。想像力や理解力が身についてきた、4歳~5歳くらいの子におすすめです。

片付けないと、おもちゃが家に帰れない

わが家の息子は現在5歳。まったく片付けをしないわけではありませんが、基本的に言われなければやりません。私に「片付けないんだったら、おもちゃ捨てるよ!」と怒鳴られないと、部屋いっぱいに広げたおもちゃを片付けなかったことだって、一度や二度ではありません。


そんな息子と先日、一緒におもちゃの片付けをしていたところ、息子がふいにこんなことを言いました。

「(お片付けして)おもちゃをお家に帰してあげないとね」

…ん? このフレーズは使えるかも。そう思った私は、息子に向かってこう言ったのです。

「そうだね。おもちゃを片付けないってことは、おもちゃがお家に帰れなくなっちゃうってことだもんね。帰れなくなったら悲しいよね。だから、帰るお手伝いをしてあげようね」

その言葉で、息子は自分が家に帰れなくなって悲しい状況を想像したのでしょう。目に涙をいっぱい溜めて(息子は泣き虫)、こう言いました。


「うん、お家に帰れなくなったら悲しいから、僕お片付けするね」

それからというもの、息子は以前のように私に怒鳴られなくても、ある程度自主的に片付けをするようになりました。無論、いつでもすべて完璧に片付けているわけではありませんが(それは大人でも同じですよね)、少なくとも親の私が怒鳴らずに済むほどには片付けをしています。

片付け=お家に帰してあげること。
子どもならではの、なんともピュアでかわいらしい発想ですよね。

お子さんのタイプによって、響く言葉はそれぞれだと思いますが、皆さんの育児のヒントになれば幸いです。

(Woman.exciteママ編集部)

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