コミックエッセイ:栗生ゑゐこの赤ちゃんカルタ
「夜中にふと目が覚めると…」 栗生ゑゐこの赤ちゃんカルタVol.24
こんにちは、イラストレーターの栗生です。
皆さんは赤ちゃんの寝かしつけ、どうやっていますか? わが家では、部屋を暗くして抱っこでゆらゆらするか、目を閉じて眠そうにぐずっていたら添え乳をして、そのまま寝落ちを狙うというスタイルが多いです。
なかなか寝つかなかったり、すぐに起きてしまったりする時期もありましたが、今はたいていこのどちらかの方法で夢の中へと旅立ってくれます。
しかし、子の寝かしつけのために快適な温度に保たれた部屋は、当然親の寝かしつけにも最高の環境。暗くて静かで、横には絶妙な温かさの柔らかな赤子がくっついていて…。こんな天国のような状況から寝落ちせずに生還するなんて、鋼の精神力を持ってしても無理でありましょう。
私はこの天国を満喫したいために、そのまま子どもと一緒に寝てしまうことが多いのですが、ある晩ふと目が覚めて横を見ると、顔をこちらに向けてガン見している赤子と目が合いまして…。思わず「ウワッ」と叫んでしまいましたね。
赤子、お前だったのか。私が寝入るのを見守っていてくれたのは…。
今日のカルタ
「寝る親を見守る」