産後の痔で激痛・出血の症状が出たら病院へ! 便秘気味の人は要注意?
痔にならないために、普段から注意することとは
産前産後のママにとって、便秘にならない生活を送ることが痔の一番の予防法です。つわりや体調不良など、妊娠期による体の変化に配慮しながら、できる範囲で取り組んでみましょう。
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いつもより多めに水分を摂る
→カフェイン量の少ない麦茶やミネラルウォーターを、1日数回に分けてこまめに飲みましょう。
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食物繊維の豊富な食べ物を摂る
→玄米、芋、こんにゃく、海藻、きのこなどを、1日3食しっかり食べましょう。体重制限などで栄養指導を受けているママの場合は健診医または分娩医に相談しましょう。
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トイレへ行く癖をつける
→起床後にコップ1杯の水を飲み、胃腸を刺激してからトイレに行く癖をつけることで、便意を感じやすくなることがあります。
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湯船につかり、体を温める
→体調に合わせながら、シャワーだけではなく湯船にしっかり浸かり、体を温めて血流をよくしましょう。
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安定期に入ってから、無理のない程度に運動する
→ウォーキングやマタニティスイミング、ストレッチなど、体調や好みに合わせて適度に運動しましょう。
働いているママの場合は、デスクワークでも、30分に1回は立ち上がるなど同じ姿勢を保ちすぎない工夫をしましょう。
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患部を清潔に保つ
→肛門部分はウォシュレットなどで衛生状態をよくしておきましょう。
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便意を我慢しない
→できる限り、便意を感じたときに排便を行うことが大切です。