双子の妊娠はつわりが重いって本当? 赤ちゃんの大きさや診察の違い
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双子をはじめとした多胎妊娠の妊婦さんは揃って、「妊娠して、はじめて知ったことがたくさんあった」と言います。実際、お腹の大きさや診察の回数、産休の期間など、さまざまな違いがあるものです。そこで今回は、自身の経験を元に、双子の妊娠と単胎妊娠(赤ちゃんが1人の妊娠)との違いをまとめました。
双子妊娠のお腹の大きさ
通常1人のところに2人も入っているので、当然お腹は大きくなります。正産期で出産する人は、腹囲が100cm前後になることがほとんどです。妊娠3ヶ月くらいまでは子宮の大きさも握りこぶし大で、1人の赤ちゃんの場合とあまり変わらないのですが、その後どんどん差が出てきます。
ママの体調も妊娠5ヶ月くらいまでは大きく違いがないと言われていますが、妊娠が進むにつれてお腹が張りやすくなったり、合併症がおこりやすくなったりしてくるので、多胎妊娠の妊婦さんはいつでも入院ができるように準備をしておくよう、医師から言われることが多いでしょう。
双子妊娠の赤ちゃんの大きさは?
赤ちゃんの大きさは、単胎妊娠の赤ちゃんの平均より小さいことがほとんどです。出産時の体重が2,500gを超えると、驚かれるほどです。また、個人差はありますが、赤ちゃん1人ひとりが胎盤と羊膜を持っている二卵性双生児のほうが、一卵性双生児と比べると少しだけ大きめに育つようです。