妊娠中期の倦怠感の予防と対策
妊娠中期の倦怠感を予防するには、貧血予防と十分な休息に効果があります。
貧血予防
妊娠中期の貧血は、多くが鉄欠乏症貧血だと言われています。赤ちゃんの発育上、ママの体内で作られる血液量が最大になるためです。妊婦健診で貧血傾向を指摘される場合もありますので、貧血を予防する鉄分を多く摂取するとよいでしょう。
妊婦健診の血液検査で貧血が指摘された場合、健診医の指導のもと、妊娠中のママでも服用できる鉄剤や注射が処方されることもあります。ただし副作用として吐気や便秘、下痢などの胃腸症状が起きる可能性もあるため、できる限り食品から鉄分を補給しましょう。
レバー
豚もも肉
菜の花
ほうれん草
小松菜
キハダマグロ
キワシ
カツオ
カキ
牛乳
卵
大豆
納豆
豆乳
ひじき
岩海苔
きくらげ
十分な休息
倦怠感に眠気やだるさを伴う場合は、妊娠によって負担が生じているママの体が休息を欲していることの現れです。無理をせずに休憩したり、横になれたりする環境を整え、心身穏やかに過ごしましょう。