「泣きたいのはこっちなのに…」我が子にイライラしたときの対処法
・手のひらを握ったり、開いたりする
イライラがこみあげてきたら、ジャンケンのグー・パーを繰りかえします。これは、「漸次筋弛緩法(ぜんじきんしかんほう)」というリラクゼーションの方法です。
人は怒っているときや緊張しているとき、筋肉が緊張状態にあります。手のひらを握ったり開いたりしてゆるめれば、気持ちも落ちついてきます。
・ポジティブなことへエネルギーを使う
イライラした気持ちや怒りから気をそらせましょう。たとえば、運動したり、音楽をきいたり、部屋を片づけたりというような行動は、暴力を使わずにネガティブな気持ちを静めることができます。
怒りは燃料のようなもの、なにかポジティブなことにエネルギーを使いましょう。
■イライラする自分自身を許してあげて
「子どものことをイライラしてしまう自分が許せない」という言葉をよく聞きます。
ママは聖母ではないのですから、イライラする自分自身を許してあげてください。
子どもに対してはもちろん、自分自身にも「~しなればいけない」「~でなければならない」という否定形・命令形の文脈を使わずに、「~してくれて、ありがとう」「~だとお母さんもうれしいな」など、肯定形の言葉を増やしてあげましょう。
そうすることで自己肯定感も高まり、子どもたちとの関係もよくなります。
ママだって子どもだって、ひとりの人間。イライラしてしまうのは“当たり前”です。子どもを愛する気持ち、ママとしての責任…いろんな思いを抱えるママだからこそ、心のリフレッシュを。
・取材協力:エキサイトお悩み相談室
藍 はる (あい はる)先生
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