働くママと祖父母に聞いた!「孫育て」のメリットとデメリット
共働き夫婦が増えている現代。子どもの祖父母となる実親や義両親に育児への協力をしてもらえるよう、実家の近くに住んでいる家族も多いのではないでしょうか?
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育児の一部を祖父母が担うというこの形、最近では「孫育て」と呼ばれているそうです。子どもを祖父母に預けているママ、そして「孫育て」をしている祖父母、その両方の声を集めてみました。
■子どもを祖父母に預けるメリットは?
まずは、子どもを祖父母に預けているママが「良かった」と感じていることをご紹介します。働くママたちから、次のようなメリットが挙げられました。
「保育費の心配をしなくてすむ」(Iさん/33歳/事務職)
「仕事に集中できるし、急な残業にも対応が可能」(Sさん/29歳/接客業)
「自分たちの子ども時代の話など、親の私たちではできない話を、子どもに聞かせてくれる」(Kさん/35歳/接客業)
「高齢の人に対する『思いやり』が持てるようになった」(Jさん/30歳/販売職)
実質面だけではなく、子どもの心の成長や教育の面でも、祖父母と過ごすメリットはたくさんあるようです。
■甘やかしすぎ!? デメリットもある「孫育て」
一方、デメリットについて聞いてみると、次のような声が…。
「とにかく甘やかしすぎる! お菓子などもとめどなく与えてしまうので、子どもが肥満気味に…」(Hさん/29歳/営業職)
「高齢なので、親の体が心配。また、親が病気にでもなれば、途端に働くのが難しくなると考えると、それも不安」(Iさん/30歳/医療関連)
「子育てが『昔流』なので、ちょっと心配」(Kさん/35歳/接客業)
協力に感謝はしつつも、「ちょっとそれは…」と言いたくなる部分もあるようです。子どもへの影響だけでなく、親の体調も気になるところです。