2016年5月26日 07:00|ウーマンエキサイト

保育園不足とはいえ…千葉県の「保育園建設中止問題」に思うこと


■「日本死ね」ブログのインパクト

そして、保育園ネタで話題になったといえば、やはり「日本死ね」ブログですよね。こんなに話題になるなんて、きっと書いたご本人が一番驚いたんじゃないでしょうか。このブログがメディアでさんざん取りあげられ、政治を動かすきっかけになったのは、たしかによかったのかもしれません。

でも正直、「え? 今更どうした!?」って思いませんでしたか? だって、保育園が足りないなんてもう何年も問題視されていた話。もっと早急に取り組むべき課題なわけです。

それを、ちょっとインパクトのある記事をメディアが取りあげただけで「世間の働くママたちが怒っている! 今ってこんなに大変なんだ!」と思いだしたかのように動きだすなんて…ぜんぜんイケテナイ。

もちろん保育園問題に取り組んでいた議員さんはいたと思いますが、政府として取り組む姿勢を見せるのが遅いんですよね。後手後手な印象です。
世間の人を「この政府に任せたい!」と思わせるには、先手を打つくらいじゃないと。まして「匿名なんて、そんなやつ本当にいんのか!」とわけのわからないヤジを飛ばしていた方なんて論外です。

■政治を動かして「使う」べき私たち世代

とはいえSNSの拡散力、影響力は時として絶大で、政治をも動かす力を秘めていることは明らかになりました。すごい時代です!

このブログを政治家が取り上げたことで、Twitterに 「政治利用されたくない」なんてハッシュタグが出てきたことには驚きですが、政治を動かさないと国は変わらない。制度や会社も変わらない。結果私たちも「変われない」のです! 私たち世代こそ、もっと政治を動かして「使う」べき世代なのではないかと思います。

社会でも家庭でも女性が活躍しやすい環境はまだまだ十分とはいいがたいのが現状です。女子力ではなく「女性の力」で変えていくべき時代かもしれませんね。



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