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ジメジメした梅雨の季節。どんよりとした日が続いて洗濯物は乾かないし、気分も落ち込み気味。でも一番困るのは、天気に関係なく元気いっぱいな子どもたちとどうやって過ごしたらいいのか、ということではないでしょうか。
しかし、雨の日は子どもを教育するチャンス。室内でも室外でも、できることがたくさんあります。いくつかその例をご紹介しましょう。
季節の変化を教えてあげる衣替え
まず一つ目に子どもとやりたいこと、それは衣替えです。これまで着ていた長袖をたたんで、「また寒くなったら長袖を着ようね」と伝えましょう。
また、衣替えは季節を教えてあげるタイミングにぴったり。「寒い季節はな~んだ?」と質問したり、「もうすぐ夏がくるから半袖を出そうね、ズボンは半ズボン!」「これを着ていっぱいお外で遊ぼうね」と季節が変わることに対する好奇心をくすぐってあげましょう。
子どもがまだ小さくて洋服を畳むことができなくても、「長袖はこっち、半袖はこっち」と仕分けるだけならば1~2歳児からでもできます。
ちなみに洗濯物も「ママが干すから、○○ちゃんはパタパタしてね」なんて言って、洋服をパタパタと広げる行為を子どもにお願いすると、「できたよ、ママ干して!」なんて喜んで洋服を渡してくれるはず。
大人にしかできないと思われがちな家事ですが、やり方によってはママと一緒に過ごす遊びの一つに変わります。
図鑑を見て本を読む楽しさを教える
夏にはたくさんの草花が芽を出します。中には摘み菜といって食べられる草も。インターネットでなんでも調べられる時代ですが、ここは図鑑を用意してあげるのがポイントです。
写真と本物を見比べてみる楽しさや次の季節がやって来る待ち遠しい気持ちを大切にし、晴れた日は実際に植物を見に行きましょう。図鑑で知った植物を見た時の喜びは「もっといろいろなことを知りたい」という子どもの前向きな心を育てます。