2016年7月14日 11:00|ウーマンエキサイト

Vol.2 「就学相談のお知らせ」に電話をしてみた、その先は?


■「WISC-III」という検査をする

さまざまな葛藤の後、再度教育支援課に電話をし、子どもの発達が心配な人の受け入れ窓口である、市の教育支援センターで面談を受けることになった。

専門家に湧太の日常の話を聞いてもらうと、「まずは知能検査をしてみましょう」という提案を受けた。

湧太が受けた検査は、「WISC-III」といって、検査時間は100分程度。「言葉の理解や表現力」「注意や集中を保つ力」「記憶力、作業を正確に早く行う力」「持っている知識や得た情報をまとめて考える力」などを測定することができるそうだ。

テストの結果を見ると、湧太には年齢相応の発達をしていない部分があった。検査をして下さった臨床心理士さんからは、「こういった部分が足を引っぱり、本人もつらいのではないか?」という指摘と、湧太をサポートするための具体的な方法を教えてもらった。

●サポートの提案例●
・相手に言われたことを理解することが苦手
→手順や方法を教えるときは、一つひとつ短く伝える
→言葉を教えるときはカテゴリー分けやパターン分けをしてあげる

・同時にいくつものことを行うことが苦手
→手順を整理して、ひとつできたら次の行動に移れるようにしてあげる


<次回、「息子が軽度の発達障害クリニックを受診したときの話」に続きます。>

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