自宅から近い方がいい!? 初めての出産で産院を選ぶポイント

初めての出産の際、自分なりに最適な産院を選んだつもりでした。しかし、いま思うと知識が漠然としていたため、反省点も多々あります。

目次

・必ずチェックしてほしいポイント
・あまりこだわらなくていいポイント


生まれたての赤ちゃん

© makieni - Fotolia.com



そこで今回は、産院選びで重要なポイントと、こだわりすぎなくてもいいポイントを整理して紹介します。

■必ずチェックしてほしいポイント

私や周囲のママ友の経験から、おさえておきたいポイントをピックアップしました。妊娠中のプレママだけでなく、妊娠を希望する女性も覚えておくと便利かもしれません。

・家からの距離
産院が遠すぎると、出産のときに間にあうか心配ですが、初産の場合、陣痛がはじまってから出産までに時間がかかることが多いもの。自宅からすぐ近くの産院にこだわりすぎる必要はありません。

目安としては、自宅から車や交通機関で、1時間以内で行ければ十分。
まずはこの条件に合う産院をピックアップし、そのなかから、ほかの希望条件をそなえたところを選びましょう。

・希望する分娩方法が可能か
一般的に、分娩方法には、自然分娩、無痛分娩、和痛分娩など複数の方法があります。さらに、ベッドではなく和室での分娩、自由な姿勢で出産できるフリースタイル分娩といった、特徴あるスタイルが選べる場合も。

「絶対にこの分娩方法・スタイルで!」と決めているなら、希望の分娩方法やスタイルを実施している産院をチョイスするといいでしょう。

ただし、出産では何が起こるかわかりません。助産院は、その場で手術や切開などの医療介入ができません。助産院での出産を希望する場合は、提携している病院の情報も含めて調べておくことをおすすめします。

・母乳推進? ミルクOK?
授乳指導の方針は、産院によってさまざま。
大きくわけると、母乳育児に力を入れているところと、ミルクを与えながら、無理なく母乳育児を進めるところがあります。

一般的に、赤ちゃんにひんぱんに吸わせるほど母乳が出やすくなる傾向があるため、母乳推進の産院では、夜中も徹底して母乳を与えるよう指導されます。

「絶対に母乳で育てたい」と思っているママにはおすすめですが、出産で疲れていると、指導が負担になることも…。

「母乳でもミルクでもいい」というママには、希望に合わせて柔軟に対応してくれる産院がいいかもしれません。

・先生との相性
妊娠中は、赤ちゃんの状態だけでなく、おりものの変化やおしりのトラブルなど、ママの体に関するちょっと聞きづらいことも医師に相談したいときがあります。

先生との相性は、マタニティライフを安心して送るうえで、重要な要素です。


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