ひとりっ子に決めた方の理由って何? ママが抱える問題あるある
■ママのキャリアや高齢出産が理由となることも
経済的な理由のほかに、ママのキャリア問題も大きな理由のひとつといえそうです。大学卒業後に夢だった仕事についてバリバリ働いてきたCさんは、30代でひとりめを出産したものの、「やりたいことが山積みで、これ以上、産休や育休でキャリアを中断したくない」といいます。
「体力的にふたりめはムリ」というのは、30代後半で第一子を授かったDさん。もともと体力に自信がなかったところに加えて、実家が遠く、夫の帰宅時間が遅いため、無理せずひとりっ子のままで、マイペースに子育てしていきたいと思っているそうです。
さらには、「第一子がかわいすぎて、これ以上の存在が考えられない!」という理由を挙げたママも。ひとりの子にたっぷり愛情をかけてあげられることも、メリットといえるでしょう。
こうしてみると、選択ひとりっ子が増えている背景には、将来への不安や結婚・出産の高齢化、女性の社会進出など、現代の世相が少なからず影響しているようです。また、現代人の価値観が多様化してきている証拠ともいえるかもしれません。
ママの中には、前述のひとりっ子ママたちが理由として挙げたお金やキャリア、体力の問題が理由で「ふたりめをどうしようか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
ひとりっ子家庭にも、兄弟が何人もいる家庭にも、それぞれにメリットがあり、子供は何人がいいということに答えはありません。子どもを何人にするか、決める理由も人それぞれ。ママの生き方やそれぞれの環境に合った選択ができるといいですね。