トイトレの開始時期が間違っていた!? うんちができない理由はコレ
寒くなる前に子どものトイレトレーニングを完了させたいと思っているママは多いと思います。でもつまづきやすいのが
「うんちのトイレトレーニング(トイトレ)」です。
我が家もトイトレ真っ最中。おしっこは徐々にトイレでできるようになってきて、調子がよければ一日中オムツを汚さない日もあります。しかし、うんちとなると話は別。
じつは、うんちがトイレでうまくできないのには、子どもなりの理由があるのだとか。それを知っているだけで、トイトレの壁が少し低くなりそうです。
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■「うんちトイトレ」はおしっこのトイトレが終了後
うんちトイトレの失敗の原因は、おしっことうんちのトイトレを一緒に行おうとした開始時期に問題があったかもしれません。
うんちの回数や時間には個人差があっても、うんちをコントロールする力の成長過程はどの子どももだいたい同じ。その成長段階を理解しておくと、「うんちができない理由」がわかります。
<うんちをコントロールする力の成長メカニズム>
・新生児期~生後6ヶ月まで
うんちをためておくことができず、ゆるいうんちをひんぱんにする
・生後6ヶ月~1歳すぎ
うんちがたまる感覚がわかり始める
・1歳すぎ~3歳ごろ
うんちがたまる=「うんちがしたい」という感覚を認識する
・3歳~5歳ごろ
うんちをトイレまで我慢することができるようになる
・5歳ごろ~就学前
うんちの習慣が身につく
成長段階をみていくと、おしっこのトイトレを開始する人が多い1歳すぎ~3歳ごろは、うんちについての感覚はまだまだ発達途中ということがわかります。うんちのトイトレは、我慢ができるようになる
3歳から5歳にはじめて、就学前までに習慣化させるとよいようです。