ママの理想を押しつけるのはNG! 子どもを可能性を育む「ラベリング」
■ママの願望は押しつけない!
ラベリングは言葉の魔法。これを実践することで、子どもたちがイキイキ変わります!
ポジティブな言葉をかけることで、どんどん変わっていく子どもたち。誰だって、ほめられるのは大好き! 幼い子はこころがやわらかく素直なため、ちょっとした励ましもすみずみまでしっかりと染みわたり、どんどんいい方向へと、自分を変化させられるのです。
ただし、いくら効果があるといっても、ママの理想や願望を押しつけるのはNGです。
「我が子はどちらかというとおとなしいタイプ。でも、私も夫も、先頭に立ってグイグイひっぱっていく感じ。息子にもそうなって欲しくて、『あなたにはリーダーの素質がある』みたいなことを言っていたら、それがプレッシャーになったのか、幼稚園に行きたくないと言いだした…」(30代前半)
ラベルは、本人のプラス面を引きだすためのもの。その子にまったくない要素や本人が望んでいない方向のラベルは、負担をかけるだけで、まったく効果はないそうです。
また、ラベルの貼りすぎにも要注意! たくさんほめられるのはうれしいけれど、一気に貼られるとそれが重荷になり、結局、何ひとつこころに響かない可能性が…。ママの言葉を信用できなくなるというケースもあるようです。
ラベリングをする際、まずやるべきことは、我が子のなかに眠っている“いいところ探し”。日ごろからしっかり観察して、見つけた可能性の芽を大切に育むべく、ひとつひとつていねいに、ラベルを貼ってあげましょう。
いつまでも親が上じゃない…子どもから学ぶことが増えた今日この頃【子育ては毎日がたからもの☆ 第148話】