コミックエッセイ:栗生ゑゐこの1歳児観察日記
謎の言葉がたくさん!1歳児のかわいいおしゃべり 【栗生ゑゐこの1歳児観察日記Vol.1】
初めましての方もお久しぶりの方もこんにちは。4歳ともうすぐ2歳になる姉妹を持つ、イラストレーターの栗生と申します。このたびウーマンエキサイトさんにて、わが家の1歳児および姉妹の観察記を描かせていただくことになりました。
赤子をリリースした当初は「0歳のお世話大変だけど、存在が最高…むしろ崇高…0歳マヂ天使…」てな感じでしたが、2年目の今年は「1歳わけわからなすぎるけど、そこが最高…マヂ神ってる…」と、より高次のハイテンションに突入した感がありました。
この人間界2年目選手の謎カワな記録を、イラストともにしたためてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
さて、今回はわが1歳児の謎の言葉について紹介したいと思います。ちょうど「
子どもの言い間違い」という連載も始まったところですが、子どもが発する言葉のパワーはすごいですね。中でも、話し始めたばかりの1~2歳児のおしゃべりは、言い間違いというよりは言えてないだけだったりしますが、日本語周辺に広がる知られざる世界を感じさせます。
1歳児の謎の言葉1 母音が怪しい系
「チョントチョン」「チュントゥチュン」
なんのことかわかりますでしょうか。ヒントはシーズン物。
そうです。「サンタさん」なのです。母音がはっきりしないため、このように聞こえることがあります。同じ雰囲気の言葉に「オンポンモン」などがあります。
1歳児の謎の言葉2 「バブー」の進化系
「バブン」「ブッバ」「バーブ」
なんのことかわかりますでしょうか。
正解は、「バブン」→「ボタン」「ブッバ」→「ブドウ」「バーブ」→「ボール」です。親でも言葉だけではわかりません。幼子を取り巻く状況から初めてわかる言葉です。
1歳児の謎の言葉3 増殖系
「オテテテ」「コッチモモモ」
手を拭いて欲しい時、そして反対側の手も拭いて欲しい時、このように言います。明らかに増えている文字があります。簡略化ではなく、むしろ複雑になる1歳児の言語。私はこれが好きで、耳から幸せを注入してもらっている気分になります。
1歳児の謎の言葉4 入れ替わる系
「チョコ」→「コチョ」「カンパーイ」→「パンカーイ」など。幼児の言い間違いの代表格と言えるのではないでしょうか。この件については今度「子どもの言い間違い」の方で紹介したいと思います。
いかがでしたか? みなさんも「1歳児の謎の言葉」をご存じでしたらぜひ教えてくださいね。
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