2016年12月31日 20:00|ウーマンエキサイト

大人の盲点が危ない! 赤ちゃんが誤飲してしまう意外なもの


■まさか! 見落としやすい意外なもの

ここまでに紹介したものについては、注意を受ける機会も多く、見るからに危険そうだったり、いかにも赤ちゃんが飲み込みそうだったりするため、比較的気をつけやすいかもしれません。

しかし赤ちゃんは、大人の視線だと考えもしないもの、大人が意識していないものを口に入れることもあります。

次に、私や周囲の子たちが実際に口に入れた、ちょっと意外なものを紹介します。

・ほこり
赤ちゃんが何か拾って食べていると思ったら、部屋の隅に落ちているほこりを黙々と口に運んでいた…。そんな話は意外とよく耳にします。口に入れないよう気をつけるとともに、念入りに掃除しておきたいですね。

・床に落ちた米粒
赤ちゃんには「床に落ちたものは汚い」という感覚がまだないので、床や地面に米粒やお菓子のクズが落ちていると、反射的に食べてしまいます。

飲み込んでも危険は少ないですが、周囲にお行儀が悪い印象を与えるので、食事の後はテーブルの下をチェックして、赤ちゃんに見つかる前に片づけておきましょう。


・自分のウンチ
オムツを替えて、ママが新しいオムツを取ろうと手を伸ばした一瞬のすきに、自分のウンチを少し食べてしまった子も! 赤ちゃんには、「ウンチ=汚い」という感覚もありません。そのため、こんなまさかの事態が起こることもあるのです。

・お酒、洋酒入りのチョコ
アルコール類は、大人にとっては危険なものではないのでつい油断しがち。赤ちゃんの手の届くところには置かないようにしましょう。もし赤ちゃんが飲んでしまって、様子がおかしい場合はすぐに医療相談へ。

・お金(硬貨、お札)
これも盲点。大人にとっては物品というより「貨幣」なので、注意の対象から外れてしまうことがあります。好奇心おう盛な赤ちゃんが、ママのお財布を開けて中身をチェックするのはよくある話。
さらに、そのついでにお札や硬貨を口に入れることも…。

お札は、紙質が硬めで破れにくいせいか、食べてしまったという話はあまり聞きませんが、赤ちゃんがなめると不衛生ですし、ボロボロになりやすいものです。一方の硬貨はのどに詰まらせる場合もあるので、注意が必要。のどに詰まらせたらすぐに吐かせ、飲み込んだ可能性がある場合は受診を。

いずれにしても、お金をさわって遊んでいたら、早めに気づいてやめさせましょう。

この時期の赤ちゃんは、手が届くところにあれば、何でも口に入れるもの。今回紹介したもの以外にも危険なものはたくさんあるので、油断しないようにしましょう。

ずっと注意しているのは大変ですが、何でも口に入れてしまう時期がいつまでも続くわけではありません。
個人差がありますが、1歳半頃には、大半の赤ちゃんが、食べもの以外は口に入れなくなるようです。

身の回りの危険を意識しながら、赤ちゃんの成長を温かく見守ってあげたいですね。
<参考>
公益財団法人 日本中毒情報センター
たばこや家庭用品によって起こる中毒情報が掲載されています。中毒110番の電話情報サービスも掲載。

・日本小児科学会によるサイト「こどもの救急
夜間、休日など時間外に病院に子どもを連れていくかの判断目安や気になる症状について説明しています。

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